このページは、2004.2.8放送 素敵な宇宙船地球号を見て…
みなさんにも何かを感じて欲しくてできたページです♪
お題は「レジ袋はもういらない。」
みなさん、マイバック使っていますか?

水の国バングラディシュの首都ダッカは
雨季になると町のあちらこちらで水があふれかえります。

この国では1982年よりレジ袋が使われるようになり
数年で使用量が急激に増加しました。

また、ゴミの分別というものは行われず、
あちこちに捨てられて、排水溝に集まったレジ袋は
どんどん下水道を通り体積していました。

自然分解することがないプラスティック製品はどんどん体積し、
雨季のスコールで街中は一気に下水であふれかえっていました。
衛生的にもちょっと怖い所がありました。


環境が破壊され続けている中
1988年、シャヒリアルさんという男性が
ダッカを洪水から救おうと立ち上がり、
環境問題を訴えつづけました。

政府にも働きかけ、環境大臣にその思いが通じ
ここでやっと大臣は
レジ袋の導入が間違いだったと気づきました。

そして10年に及ぶ検討の末、立法化にまでこぎつけ、
2002年「プラスティック製袋の製造、
使用禁止」法案が可決されたのです。

「今、厳しくしなければダッカの町は水没してしまう」と、
環境大臣自ら市場へ足を運び
徹底した厳しいチェックが行われていました。

懲役や罰金刑を課せられる人もたくさん出ました。
その後、レジ袋は街から消えていき
その変わりにダッカで使用されるようになった袋は
天然素材ジュート(麻の一種)でできた袋でした。

昔は皆使っていたものらしく、普及する前の姿に戻った
という市民の声も聞かれました。



最後に、シャヒリアルさんは

「私たちには次の世代に残す地球の姿を
いつも考える義務があります。
私たちの未来がかかっているのです。
一人一人の意思がその成功を支えたのです。」


という言葉で締めくくっていました。
また、各国政府も動いています。
南アフリカでは
2003年からリサイクルしにくい薄いレジ袋を全面禁止。
アイルランドでは
2002年より、レジ袋1枚につき、消費者からおよそ15円を
徴収し、9割の削減に成功。
フランスでは、1992年からリサイクルのための
負担金を商店から徴収しており、

ルクレールという全国規模のスーパーでは
従来のものより丈夫で長持ちする袋を
1枚20円で販売し、客にはそれを買物袋として
繰り返し利用してもらい、壊れたものは
無料で交換できるシステムになっていました。

日本人はどうでしょうか?
甘えすぎていないでしょうか?
自分たちだけ、いつまでもわがままは言ってられませんよね。
今何をするべきがここでキチンと考えてみませんか?

ゴミはきちんと分けていますか?
買物に行く時にはマイバックを利用していますか?
以外と簡単に今からできることが見つかると思います。
用はそれをやるかやらないかなんです。
日本で消費されるレジ袋の量は
家庭ゴミの6.7%(60万トン)を占めています。
お店から家までのわずかな距離のために、60万トンです。
みなさんはこの数字をどう思いますか?



廃棄物の発生抑制(リデュースReduce)
再使用(リユースReuse)
再生利用(リサイクルRecycle)
修理して使う(リペアRepair)
まずはリデュース!ここが一番大事です!
あなたにできること、何だと思いますか?


レジ袋を1枚使わないだけで、
1人約30gの二酸化炭素の減少に貢献できるのです。
微々たる量と思わずに、実行しましょう!

今からでも遅くはないから、今日からマイバックはじめよう?ねっ。

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